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高知はローンボウルズ好適地!(その3)

 いま日本では「少子高齢化」の問題が深刻に受け止められています。とりわけ高知県はこの問題について「先進県」とさえ言われます。県人口は70万人を割り込み、1平方キロあたり人口密度は100人足らず、65歳以上の方が全人口に占める割合は35パーセントを超え、若年人口比は下がるいっぽうです。

(参考)高知県発行の公式文書「高知県の推計人口年報(令和2年)」はここをクリック

 そうしたなか、子どもから大人まで、年齢・ジェンダー・障害の有無を問わず楽しめる、ローンボウルズのようなスポーツの存在意義は大きいと言えるでしょう。

 そして、ややうがった見方になりますが、「人口が少ない」のも、ローンボウルズにはむしろ好条件と言えます。なぜなら、ローンボウルズ・グリーンは使用頻度が高くなるほど良好な状態を維持することが難しくなるからです。このことは、競技振興という点ではジレンマになりますが、ローンボウルズ場をたんなる「競技場」ではなく、「社交」「憩い」「気分転換」の場と考えるなら、ゆとりのある利用が実現しやすい社会条件を逆手にとるのもアリだろうと思います。

 人びとがにぎやかに交流する場であったり、一人、二人という少人数でふらりと立ち寄ってボウルを転がしてみる場であったり・・・多様な人びとが多様なやりかたでひとときを過ごす、そんなローンボウルズ場が高知にあれば、と空想が広がります。

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高知はローンボウルズ好適地!(その2)

 今から20年余り前、高知に移り住んできたとき、なによりも冬の日差しの強さに驚きました。関西の鈍い色の冬空とは違う、抜けるような青空、文字どおり刺さるような日差し、南向きの大きな窓がある部屋では昼間は暖房不要・・・子どもの頃、冷え込みと北西季節風のなか、手足耳のしもやけに悩まされた身としては、極楽にいるような気分です。

 参考までに、気象庁発表の過去30年平年値はここをクリック…最高気温だけでなく日照時間と「全天日射量」にも注目してください!

 日の短い冬、暖かな日差しの下、気軽にローンボウルズができるような屋外グリーンがあれば、高齢者にはとても良い交流・娯楽の場になるでしょうし、簡単な飲食ができるスペースを脇にかまえれば、ちょっとしたレクリエーション、レジャーとして、子どもも大人も楽しめるはずです。

 今日(2021年2月14日)昼頃の高知大学・朝倉キャンパスの空はここをクリック~ちょっと薄雲がかかっていますが…

《追加:撮れました。「これぞ、高知の冬空!」です。》

これぞ、高知の冬空!
高知大学朝倉キャンパスにて(2021.2.17)
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高知はローンボウルズ好適地!(その1)

 日本でローンボウルズがもっともさかんな明石、神戸から約150マイル離れた高知で、ほそぼそとローンボウルズに取り組んでいる私ですが、このスポーツを始めたときからずっと、高知は日本でも有数のローンボウルズ好適地だと考えています。

 そのように私が考える理由~マジメなものからくだけたものまで~を「高知はローンボウルズ好適地!」というタイトルでひとしきり語ってみます。

 まずは、下記のインスタグラム投稿です。このブログを作るよりもずっと前からインスタのアカウントをもっているのですが、ほとんど投稿することなく、現在に至っています。その数少ない投稿の一つです。

「文旦と小夏」へのリンクはここをクリック

Citrus grandis & citrus tamurana, the noted fruits produced in Kochi, JPN, with lawn bowls kit !!

 この写真のとおり、自然の恵み、豊かな食材、美味なフルーツの生産が盛んな高知県こそ、ローンボウルズに取り組む素地がある、といえるでしょう!?